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短い香りの贈り物、今年は少し遅れて 〜黄金色の幸せなひと時〜

こんにちは。

ひだまりハウスの大崎です。

秋風が少し肌寒く感じられるようになってきました。

そろそろ街角で“あの甘い香り”が漂い始める季節ですね。


金木犀(キンモクセイ)は、

秋を告げるかぐわしい風物詩。

関東~関西では例年、

9月下旬から10月上旬にかけて咲き始め、

短いながらも強い香りを放ちます。

ところで、金木犀にはちょっとした“雑学”があるのをご存じでしょうか? 

まず、日本で見られる金木犀のほとんどは雄株(雌株ではない)で、

挿し木で増やされてきたため、実(果実)をつけないこと。   

また、金(オレンジ色)を冠するのは、

銀木犀(白い花をつけ、香り控えめな種)に対する呼び名から。   「芳香の花」という意味をもつ学名 Osmanthus fragrans は、

古来から“香り”を重視された花であったこともうかがわせます。   

花の期間は本当に短く、1週間前後で花を散らし、

香りも急に薄れてしまうのが常。  

さて、今年は――埼玉で暮らす私たちにとっても、

「香りがまだしない……」と感じている方も多いでしょう。

実際、さいたま市近辺では

「今年は暑さによって例年より1〜2週間ほど開花が遅れている」

とする情報もあります。  

 原因として考えられるのは、

秋になっても日中や夜間の気温がなかなか下がらず

、残暑が長引いたこと。

   金木犀はある一定の“低めの気温変化”を感じてから

花を咲かせる性質があるとされ、

この刺激が遅れると

開花も遅くなるとする見方があります。  

 また、大気汚染や風通し、水やり状況など、

木自身のストレス条件も

開花に影響することが指摘されることも。  

それでも、金木犀は確実に準備を進めています。

甘く優しい香りが、

近いうちに秋の空気を包み込むことでしょう。

散歩の途中、

街路樹の枝先を注意深く見上げてみてください。

小さな橙色の花が、

ひそやかに咲き始めるその瞬間を、

どうぞお見逃しなく。


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